あけび2016.4.撮影

アケビ科のつる性花木、果実は食べられます。
こちらは、かれこれ20年位昔、白馬の山荘で食べた種を蒔き育ったものです。
2016.4.3撮影
花は、雌花と房状の雄花に分かれます。
これが、自然の発色かしらと思う程、ボルドー色が美しい花。
香りは有りません。

葉の茂りは、もう暫くしてから見られます。
新芽が、一年後には硬く木化して趣のある蔓に育っていきます。
我が家は、フェンスに絡ませ、余分な蔓は切り込んでおります。。

春の新芽の部分は、てんぷらなどにして食べられます。
でも、殆ど味が分かりませんでした。

こちらは、前の写真より10日後ですね。
3枚の花びらの中に、4〜5個の雌しべが放射状に付いています。
この部分が成長すると、初夏には緑色のモンキーバナナのような実が見られます。
秋には紫色に染まり、熟すると縦にバックリと割れてきます。

中には、黒い種子の周りにゼリー状の果肉が見えます。
この部分を食べるのですが、スイーツが溢れきっていない昔なら、
ほどほどに甘く、子供達のお腹を満たしてくれたかも知れません。

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2021.10.3
2021年10月・・・今年の実は、大きめです。
本来なら、紫色を呈するのですが、葉を落としてしまったので、
日焼けして少々見苦しい色になってしまいました。